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正しい音で吹くのは大変難しいことです。
(1)まずは、チューナーを使用することです。これは、尺八各論(8)チューナーを常にONにする、を参考にしていただきたいと思います。
(2)ドレミファソラシドを何回も吹いてみる。
ドレミファは、たぶん耳に正しい音があるはずですので、音の微妙な違いが吹いていてわかるはずです。ご存知のようにドレミファは尺八では乙ハロ メツ ツレチ メハ ハとなります。下から上へ上から下へと何回も練習しましょう。チューナーも併せて利用すればいいでしょう。
(3)よく知っている唱歌や童謡を吹いてみる
これらも耳に正しい音があるはずですので微妙な違いが分かります。練習して微調整しましょう。
(4)ハピタピも半音も正しく吹く(上級者向け)
これは難しいことです。唱歌のさくらさくらで試してみましょう。
さ |
く |
ら |
さ |
く |
ら |
や |
よ |
い |
の |
そ |
ら |
ー |
は |
甲ハ |
ハ |
ピ |
ハ |
ハ |
ピ |
ハ |
ピ |
タ |
ピ |
ハ |
ピ |
ハ |
チ |
み |
わ |
た |
す |
か |
ぎ |
ー |
り |
・ |
・ |
・ |
は |
な |
ざ |
ざ |
ー |
か |
り |
レ |
ツ |
レ |
チ |
レ |
レ |
ツ |
ロ |
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|
ツ |
レ |
チ |
ピ |
ハ |
チ |
レ |
第5孔をほんの少し開けて吹くメリカリしない「ピ」を会得すればハピタピハは吹きやすくなります。タもほとんどカラず唇の押し付けを少し緩めてやると、音程が少し高くなり正しいタが出るはずです。
「ピ」に関しては、替え指で「ヒ」(1孔だけ閉じ) (または「ヒ」(1・2孔閉じ))もあります。
ハヒタヒハヒハチ、と吹くわけです。
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